お読みになられた方は、是非大切なお友達にも教えて差し上げてください。
本日のお客様:DJ NOBU さん
HD壊れて生きた心地がしなかったが持ち込んでから、たったの4時間でデータを救出していただいた。今年後半そして夏用に揃えた曲も無事に救出されて一安心。
八王子まで行った甲斐がありました。感謝しております。https://t.co/gnu84QNapy— DJ NOBU (@dj_nobu_ft) 2018年5月31日
最近では株式会社アイ・オー・データ機器も販売しているWD My Passport Ultraシリーズですが、内蔵されているHDDはWD社製の基板直付けUSB3.0コネクターを採用しており、USBケーブルの抜き差し屈曲に弱いという故障リスクが非常に高いHDDです。
今回は、HDD基板直半田付けのUSB3.0コネクターが、ケーブルの抜き差しによって基板からパターンごと剥離して浮いているというより取れてしまっている状態でした。
詳しい写真は企業秘密で(嘘です)お客様には見ていただきますが、細かすぎて写真には映りませんが、0.4mmピッチのチップ抵抗を避けながら0.15mmのジャンパーリード配線を合計8本繋ぎなおして、抵抗値のバラつきがUSB3.0信号の許容範囲内におさまるよう調整しながら半田で繋ぎなおす。という作業をしております。およそ2.5~3時間の作業です。
(WDBGPU0010BBK-*)からのデータ復旧作業内容
(データ復旧元:WesternDigital製 HDD)
他店で断られる(対応できない)HDDデータ復旧
WD&東芝製ポータブルUSB3.0接続HDDシリーズ
これ、本当に買わないで下さい。WD社製は”WD Elements Portable“東芝製は”CANVIOシリーズ“も同じ仕様のHDDが内蔵されています。単純にHDDのインターフェイスSATAを別基板で変換してUSB3.0コネクター出力としていたものを、HDDの基板に直接USB3.0コネクターを付けたモノです。理由はCD=コストダウンです。しかし、ポータブルで持ち運び前提のHDDの基板に直付けされたコネクターを、何度も抜き差しするわけですから、リスクの方が高いんです。だから販売価格が他の製品に比べて安いんです。コストダウンの悪い例です。
【本日のデータ復旧作業内容】
USB3.0外付けHDD プレミアムストレージ My Passport Ultraからの復旧作業内容
(データ復旧元:WD 1.0TB(WDBGPU0010BBK-*)
不具合症状
・HDD基板直半田付けUSB3.0コネクター脱落に伴うパターン剥離。
・全く動かず、Macで使う音源データが全く取り出せない。
合計 データ約620GB/1TB
*Landerblue様のブログや、【絶対に買わないで欲しい「WD My Passportシリーズ」からのデータ復旧】ページをご覧になった方からのご依頼。
データ復旧作業料金 35,640円
データ引渡しはお客様お持込のUSB外付けHDD1TBに復旧データを移行しました。
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データ復旧作業の合計費用 35,640円(消費税込み)
*620GB/1TB=100%のデータを復旧しました。
2018年1月13日より新料金にてデータ復旧を承っております。
・データ復旧でお困りの方や迷っている方がお近くにいらっしゃる場合もお気軽にお電話にてお問い合わせください。
・すでに他店に出してしまっていて当店にデータ復旧に出す予定の無い方でも不安がある方はお問い合わせ下さい。
データ復旧取次ぎ業者様・遠方のお客様へ
当店にご来店できない地域にお住まいの方は、近くのパソコン修理業者様や、パソコンスクール様、パソコンサポート業者様に相談してください。当店は、双方が信頼できるパソコン関連事業者様が取り次いだデータ復旧のみ送品でのデータ復旧をお受けしております。その場合、データ所有者の方は、データ復旧の可否を問わず取次ぎ事業者様に診断料や送品料、返送料+手数料をお支払いいただくこととなります。当店でかかるデータ復旧料金は明示しておりますが、その他の料金は全てデータ復旧取次ぎ事業者様の裁量にお任せしております。また、取り次いでいただいたデータ復旧に関しては、データ所有者の方からのデータ復旧に関する質問や疑問、復旧したデータの状態やその後のデータ移行作業は当店では一切お受けいたしませんしお答えもいたしませんので、別途データ復旧取次ぎ事業者様に料金をお支払いして対応してもらって下さい。